新NISAはオルカン1本か?オルカン+VYMか?ざっくり比較

新NISAでは積立投資枠600万円

と成長投資枠1200万円の

計1800万円が使えます。

 

これをeMAXIS Slim 全世界株式

(オール・カントリー)

通称オルカンで1800万全て埋めた場合と

 

積立投資枠600万はオルカンにして

成長投資枠1200万をVYM

(Vanguard High Dividend Yield ETF

で埋めた場合を比較していきたいです。

 

※VYMは、米国株式市場の高配当利回り

銘柄で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド・

インデックスをベンチマークした海外ETFです。

株価上昇が続いており、高配当も期待できます。

 

●パターン1

 オルカンで 1800万 

 全て積立終わって運用

 利回り3%で30年後だと4701万円

 (利回り5%では7779万円)

 

 

●パターン2

 オルカン600万 と VYM1200万 

 

まずオルカン

全て積立終わって運用

 利回り3%で30年後だと1456万円

 (利回り5%では2593万)

 

 プラスVYMを30年運用して

 その配当金の合計

 2229万円

  

 オルカンとVYMの30年の合計 

 3685万円

 

※VYMは最速5年で投資、配当再投資せず、

分配金利回り3%、増配率6%、10%現地課税を考慮

 

パターン1とパターン2の差額

1016万円

 

結果はパターン1のオルカン一本が圧勝ですが、

人生の後半になって得られる金額が最大に

なるのが投資信託

 

VYMのような配当金は不労所得になる点と

若いうちに使えるお金が増え、

現在の生活を豊かにする実感が

得られるので、それも悪くないと思います。

 

乱暴な方法ですが30年配当金をもらった後に

VYMを全て売却すれば利回り3%として

2912万円となり

配当金2229万+2912万で

5141万円となります。

 

もしオルカンが利回り5%の場合、

パターン①は7779

パターン②は2593+2229+2912

7734万円となります。

(※VYM全売却して利回り3%場合)

不思議と似たような数字になりましたね。

 

ただしその後配当金はもらえませんが。

 

最終利益が多いのはパターン1ですが

パターン2もありのような気がします。

 

これは人それぞれ好みによるでしょう。