現行NISAと新NISAの違いとその凄さ
新NISA | 今までのNISA | ||
---|---|---|---|
一般NISA | つみたてNISA | ||
最大利用可能額 |
1,800万円
|
600万円 | 800万円 |
年間投資上限額 |
360万円 ※つみたて投資枠 (120万円) ※成長投資枠 (240万円) |
120万円 | 40万円 |
非課税期間 | 無期限 | 5年間 | 20年間 |
実施期間 | 2024年から恒久化 | 2023年まで | 2042年まで |
新NISAでは最大可能額が1800万となり
大きく金額を投入できるようになり、非課税期間が
無期限なのは大サービスですね。
この無期限というのがかなりの大きな要素で
運用期間は長ければ長いほど大きな資産を形成
出来るからです。
例えば現行の積立NISAで満額800万円を
利回り5%で20年運用した場合は
2122万円となります。それ以上運用すると
課税口座に移され、利益に対して20%
課税されてしまいます。
ざっくり計算すると
2122万-800万=1322万の利益
それに対して20%の課税
1322万×0.2=264万円の課税
よって受け取れるのは1858万円
となります
対して新NISAでは同じ期間
同じ金額でも上記のような課税がないため
まるまる2122万円が受け取れます。
そして運用期間を延ばして
例えば新NISAで800万円を
利回り5%で運用期間を30年とした場合、
3457万円となり、それがまるまる受け取れます。
新NISAで満額1800万円を
利回り5%で30年運用した場合は
7779万円となり、それがまるまる受け取れて
しまうのです。
40年運用すれば
なんと1億2千672万円にもなります。
新NISAの場合では非課税期間が無期限の
ためいくらでも長期間運用できるのが最大の
利点と言えるでしょう。