劇場版 PSYCHO-PASS PROVIDENCEが最高だった件(ネタバレ注意)チケットはポイントでゲット

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE

 

劇場版 PSYCHO-PASS  PROVIDENCEを鑑賞して

参りました。

もう最高の一言です。

 

集大成ですね。感無量です。

 

ちなみにチケットは

マイナポイントでゲットしたポイント

をdポイントに変えてムビチケで購入し

KINEZOで予約しました。

 

ムビチケの前売り特典と鑑賞後特典もゲット

できてホクホクです。

 

※以下は映画のネタバレを含みます。

注意して読んでください。

鑑賞後の記憶便りなので間違っている部分もある

可能性もありますので、どうかご了承ください。

感想には考察も含みます。

 

まず映画冒頭

 

船上シーンから始まり、

狡噛さんがアクションシーン

決めまくりです。

オープニングは凛として時雨さんの

「アレキシサイミアスペア」がかかり、ここで

すでにテンションも最高潮です!

 

凛として時雨さんの曲はやっぱり

サイコパスという感じがします。

再び主題歌を歌ってくれて嬉しい限りです。

もうここで全てが最高。。

外務省海外調整局行動課に

配属された狡噛さん

バリバリ活躍してます。

 

物語はストロンスカヤ文章をめぐって

展開されていきます。

 

ミリシア・ストロンスカヤという人物は

世界的な行動経済学者、統計学者。

 

「ストロンスカヤ文書」とはストロンスカヤ博士が

研究していたもので

シュミレーション基礎理論に関する文書

だということです。

 

ストロンスカヤ文書は

シビュラが世界に与える影響を予測できるもので

紛争係数を図れるもの。

 

第2期の集団的サイコパスの延長

にあるようなものですね。

 

第2期もあれはあれで興味深い内容でした。

筆者としては1期が最高で思い出深く

印象にも強いですね。

 

ピースブレイカーという組織が

必死でストロンスカヤ文書を入手しようと

しており何度も奇襲をしかけてきます。

 

ピースブレイカーという組織は

映画『PSYCHO-PASS サイコパス

Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に』や

アニメ3期などに登場しています。

 

外務省の花城フレデリカもピースブレイカーを

追っていました。

 

甲斐(かい)・ミハイロフという人物も

今回の重要人物で

ピースブレイカーの隊員として登場します。

 

ピースブレイカーの隊長である砺波(となみ)は

それを使って紛争地域をコントロールしようと

目論んでいました。

 

今回の中で神の声が聞こえる

憑依する、頭脳をハッキングする

といった内容は虐殺器官

内容と似通ったものがあると

感じました。

ちなみに砺波の声優さんは大塚明夫さんで

あいかわらず渋くて良いお声ですね。

 

出演者全員もちろん良いお声ですが。

映画は第3期の内容を前提としており、

時系列で言うと第3期の前になります。

 

第3期では慎導灼(しんどうあらた)と

炯・ミハイル・イグナトフ が

主人公でしたが、この映画に密接に

関わってきます。

 

ちなみにイグナトフの奥さんが

舞子・マイヤ・ストロンスカヤです。

後半に結婚式のシーンがあります。

 

第3期は物語が複雑すぎて正直あまり

詳細に覚えてないのですが

今回の重要な部分です。

 

慎導灼の父親は慎導篤志

という人物です。

 

慎導篤志は厚生省大臣官房統計本部長。
監視官からキャリアをスタートさせ
厚生省に入省したエリートなのです。

すごいですね。

シビュラシステムの輸出プロジェクトや

移民政策に関わっており

今回、物語の軸となる重要キャラクターです。

そして今回の宜野座さんの髪型が

おだんごです笑

 

毎回、映画やシーズンごとにイメチェンして

いる宜野座さんですが今回も魅せてくれます。

 

似合っているのでかっこいいのですが笑

 

映画後半では爆風?でおだんごが解けて

長髪全開の髪型も見ることができます。

 

一つの映画の中で2段階進化を見せてくれる

ギノさんさすがです。

 

霜月もあいかわらずのキャラクターで

出てきます。行動課には分かりやすい

イヤイヤ態度で接してます笑

 

公安メンバーそれぞれの得意分野で

大活躍しています。

 

雛河くんはハッキング能力を駆使して

重要な情報通信をコントロールしようと

奮闘しますし、

 

 

六合塚さん、唐之杜さんも同様に

通信、分析関係を担当しています。

 

須郷さんはもとパイロットの経歴を生かして

ドローン操縦をバリバリ決めています。

潜水艦にも乗船し、猿飛さん(一部メカ)

との協力プレイも見せています。

 

そこはPSYCHO-PASS サイコパス

Sinners of the System Case.2 First Guardian

の内容が絡んでいます。

そして雑賀譲二先生、潜在犯隔離施設に

自主的に入所していて常守 朱と協力しています。

今回泣ける展開となっております。

あいかわらず鋭い人物、状況分析は流石です。

一度講義を受けてみたいものですね。

しかし講義を受けると犯罪係数が悪化

するという噂が。うぐ、

 

砺波は北方列島で独立を宣言し、

ストロンスカヤ文書を要求してきます。

 

映画の後半ではストロンスカヤ文書をめぐって

公安と外務省行動課VSピースブレイカーという

構図になっていき北方列島が決戦の地となります。

 

最終的には常守が間一髪のところで

ストロンスカヤ文書を仕込ませたドミネーター

を砺波が神と崇めた医療用AIに接触させることで

砺波の計画を阻止することに成功します。

砺波のAIはシビュラに統合され、シビュラの一部に

なることとなります。

 

物語の最後、法の廃止を巡って常守は大きな

決断をします。

 

まさにここが1期で常守が

 

「人間を甘く見ないことね。私たちはいつだって、

よりよい社会を目指してる。

いつか誰かがこの部屋の電源を落としにやって来るわ。

きっと新しい道を見つけてみせる!」

「シビュラシステム、あなた達に未来なんてないのよ!」

 

と言った常守の本気のアンサー、行動を

見ることとなります。

 

常守が行動を起こす前に狡噛に

手紙を送るシーンは1期と対になっており

最も美しくエモーショナルなシーンと

なっております。

 

常守朱狡噛慎也との関係性こそがこの

サイコパスシリーズそのものであり。

一番見たかった部分でした。

 

そして3期で謎であったピースがぴたりと

ハマり終わりを迎えます。

 

映画ではセリフで特に言及されませんでしたが、

常守は免罪体質なのでしょう。

そして免罪体質を世間に見せつけることに

より、シビュラの不完全さを露わに

させたのです。

 

これによりシビュラシステムそのものの

矛盾を世間に叩き付けることに成功したと

いえるのではないでしょうか。

 

今回の映画ではサイコパスシリーズ

の集大成となっており、感無量の内容でした。

 

おそらくサイコパスシリーズはこれで

終わりだと思われますが

 

もし続編があるのならば

是非見てみたいですね。

 

そしてエンディング曲は

EGOISTさんの「当事者」

しっとりとした雰囲気で、かつ

力強い歌声で幕を閉じます

完璧です。